ファミリア・プロダクション | Tunisiaガイド

ファミリア・プロダクション

知らなかったけど日本の東京国際芸術祭でチュニジアの劇団が公演をしたらしい。

東京国際芸術祭2005 公演プログラム - ファミリア・プロダクション[チュニジア] 『JUNUNジュヌン-狂気』

評価は良い。かなり良い。
正直、舞台はみたいけどここで見ても字幕は当然つかない。
きっとアラビア語オンリー。
それじゃ欠片も理解できない。せっかく良い評判聞いてもつまらない。
レポはこちらのブログでどうぞ
ときどき、ドキドキ。ときどき、ふとどき。:ジュヌン-狂気-

公式HPにあったプレス用資料を読んだけれどアジアでの公演はこれが初だそうだ。
幸い、というか残念ながらというか私がこの国に来て以後チュニスで公演された事は無い。スファックス(世界ハンドボール選手権の時の会場地)では2003年10月に行われている。
アラブ世界の文学作品ではなく、チュニジアにおける文学作品ってまったく知らないので面白いね。
日本語に訳されてれば良いけれど9割9分無いだろうと思う。
一応探してみるのであった場合には報告します。

この劇団、新作の発表があると市立劇場(写真の劇場、ブルギバ通りにある)を借りて公演を行うそうなので近くを通る際、もしくはチュニス市内を動く時にポスター張り用に使われている壁に注意していれば気付くかもしれない。

しかし、やはりというか国からの援助は殆ど受けておらず海外からの評価は高いという。そのうち、国には帰ってこなくなってしまうのではないかとの懸念を抱いた。
実際、この舞台だってチュニジア以外の国の公演回数の方が多いのだ。

そうそう、この舞台は実在の精神科医と患者を元にチュニジア人女性精神科医、ネジア・ゼンニが書いた『Chronique d’un discours schizophorère -精神分裂病ディスクールの記録』を原作としている。
ちなみに日本のAmazonでは検索に引っかからなかった。